滋賀県の漬け物一覧
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鮒ずし
琵琶湖で取れた鮒を漬けたもので、なれ鮨の一種。
古くは奈良平安時代から歴史に登場しており、現存する各種料理の中でも最も古い分野に属する。
鮒ずしというと、やはりそのニオイが有名だが、美味を味わいたいなら我慢するしか無い。
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松茸のカラシ漬け
滋賀は松茸の生産が有名であり、そういった背景からこの漬け物が生まれた。
松茸の風味を残しつつカラシのスパイスが効いた、一度は味わってみたい一品である。
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日野菜漬け
滋賀県原産のカブの一種、日野菜をぬか漬けにしたもの。
日野菜はダイコンのように細長く根元が鮮やかな赤紫の染まるのが特徴。
別名「緋の菜」といい、短歌や俳句に使われている。
戦国時代、蒲生貞秀が野に生えているのを見つけ漬け物として奨励したと伝えられている。
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近江漬け物
近江地方は周りを山に囲まれ、琵琶湖という自然もあるため、古くから良質の素材を用いた漬け物作りが盛んであった。
そんな万葉の時代から親しまれている、近江野菜を使った物を近江漬け物と呼ぶ。